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紅魔館 廊下
満月
「…………」
満月は無言で廊下を歩いていた
咲夜
「やっと見つけました、満月さんにお客様が来ています」
幽香
「久しぶりね、満月」
満月
「幽香姉さん、どうして此処に？」
幽香
「約束したわよね、帰ってきたら私に挨拶をしに来るって………」
満月
「ゴメン、忘れ去れたのかと思っ」
幽香
「そう、消えなさい」
幽香は笑顔でそう言うと傘を満月に向けて極太レーザーを放った
レーザーはそのまま廊下を壊しながら壁にぶつかると砂埃が舞う
咲夜
「な、何をしているのよ！？」
幽香
「約束を破ったお仕置きよ？」
幽香は傘を開いてクルクルと回しながら、可笑しいかしらと言わんばかりの笑顔を見せる
咲夜
「お仕置きとかそんなじゃないわよ、彼…死ぬわよ！？」
幽香
「大丈夫よ、あの程度で死ぬ輩じゃないわよ………ね、満月？」
満月
「まぁ……信じてくれてるのは嬉しいけど、加減を間違えてない？」
砂埃が晴れると無傷の満月が幽香の前に立っていた
幽香
「言ったでしょ、お仕置きだって」
幽香は殺気を放ちながらそう言った
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