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ゼロ
｢行きます！！｣
ゼロはそう言うと満月に向かって走り、大鎌を振り下ろすが満月は半歩下がって避ける
紅華
｢加勢します｣
紅華はそう言い、ゼロの攻撃を避けた満月の後ろから大剣を振り下ろすが、満月はそれを見ずに刀で軽く受け流す
満月
｢その程度なのか？｣
満月はそう呟くと紅華を蹴り飛ばし、鎖でゼロを引き付けてゼロの腹部に膝蹴りをいれると満月は鎖を離した
ゼロは膝蹴りをまともに受けたせいで噎せながら、痛みを堪える様に腕で腹部を抑えてうずくまる
紫
｢私も居るのよ？｣
紫のそんな声が聞こえてくると共に満月の頭上から、いろんな武器が降ってくる
満月
｢！？｣
満月は咄嗟に鎖でゼロと紅華を掴むと、克也に向かって投げた
それと同時に満月にいくつもの武器が身体に突き刺さる
紫
｢あらあら、敵を庇う余裕があるのかしら？｣
紫は俯いて血を身体中から流している満月に嘲笑うかのような笑みを浮かべ、そう言い放つが満月は俯いたままだった
紫
｢終わりよ｣
紫はそう言うと満月を囲む様に幾つものスキマを展開した
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