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紅華
「次は私の番ですよッ!!」
紅華はそう言うと走り出した満月に大剣を振り下ろすが、満月は刀が軽く受け流したまま紅華の腹部を柄で殴るとそのまま紫に向かって走る
紫
「頭上に注意」
紫の声と共に満月の頭上にスキマが展開され、墓石が落ちてくるが満月はそれを刀で切り刻むと、蒼い水晶玉を取り出した
満月
「次はお前が避ける番だ」
満月はそう言うと蒼い水晶玉を紫に向かって投げる
紫
「あら、それだけかしら?」
紫がそれを避けた瞬間に、蒼い水晶玉は弾けて蒼い針が四方八方に飛び出した
紫
「はぁ………その程度かしら?」
紫は残念そうな表情でそう呟くと至近距離で飛び出してきた、蒼い針を軽々と避ける
満月
「チッ、前の所は見事に当たってくれたんだがな」
満月はそう言いながら紫に切り掛かるが、傘で簡単に受け止められる
紫
「その程度なのかしら、だったらもう1度死になさい」
紫はそう言って傘で満月の刀を弾くと紫は満月の胸に腕を突き刺すと満月の心臓を強く握る
満月はそれと同時に苦しそうな声が漏れるが紫は気にした様子もなく満月の心臓を握り潰した
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