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満月
「………力では勝てない、か」
満月はそう呟くと腕に巻いている鎖を刀に変え、2本の刀で紫に切り掛かる
しかし、紫は涼しげな表情で簡単に受け流しては満月に切り掛かり傷をつけていく
紫
「どうしたのかしら、貴方の得意分野で戦ってあげてるのに一撃も喰らわせてないわよ?」
紫はそう言いながらも名人の様な刀捌きで満月に反撃の隙を与えない
満月
「チッ……焼き尽くせ!!」
満月がそう言うと満月の身体を纏う様に蒼い炎が激しく噴出したので、紫は後ろに下がり距離を取った
紫
「危ないわね、この状態だと迂闊に近寄れないわね」
紫は満月が纏う様に噴出している炎を冷静に分析する
満月
「………今のうちに決着をつける」
満月がそう言って地面を強く蹴ると一瞬で紫の目の前に現れたが、紫は咄嗟にレーザー弾幕を放って後ろに下がり満月との距離を保つ
紫
「ヤバいわね、手強いわ」
紫は冷や汗を流してそう呟く
???
「苦戦し過ぎよ、紫」
そう言って、紫の横にいきなり現れたのは霊夢だった
満月
「なっ!?」
満月はその霊夢を見て動揺した声を出した
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