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満月は自身に迫ってくるお札だけを切り裂いて、霊夢から逃げる様に距離を取る
霊夢
「あぁ~、もうっ!逃げるなッ!!」
霊夢は走りながらイライラした声と共に針を満月に向かって投げる
満月
「………」
満月はその針を全て刀で弾くと逃げるのを止め、蒼い炎を消すと刀を構えた
霊夢
「やっと、やる気になったのね」
満月
「あぁ、逃げても何も変わらないからな」
満月はそう言うと霊夢の方へ駆け出し、霊夢が刀の範囲に入ると横に振ったが霊夢は身体を反らして避けるとそのままサマーソルトを満月の顎に入れた
霊夢
「吹き飛びなさいッ!!」
霊夢はそう言うと、一回転して満月の腹を蹴り上げ、宙に浮かせると大量のお札を満月に投げつけた
満月
「グッ、甘い」
満月は空中で体制を立て直すと、視界一杯に広がるお札を切り裂きながら辺りを警戒しながら落下していく
霊夢
「何処を見ているのかしら、ねッ!!」
霊夢の声が満月の上から聞こえてくると、満月の背中に針がドンドン刺さっていく
その痛みを耐えながら満月は目の前に広がるお札を全て切り裂くと、刀を霊夢に向けて投げる
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