59人が本棚に入れています
本棚に追加
霊夢
「甘いわよッ!!」
霊夢はそう言うと身体を捻って刀を避けると、そのまま満月に近付き首に蹴りを放つが満月は身体を逸らして避け、そのまま一回転して地面に着地した
霊夢は空中に浮いたまま満月から距離を取る
満月
「………油断をするな」
満月がそう呟くと霊夢の後ろを飛んでいる刀が、蒼い針となって霊夢に向かっていくが黒い影によって全て切り落とされた
霊夢
「………助かったわ、ゼロ」
ゼロ
「ボクも霊夢さんに糸を切ってもらったので、お相子ですよ」
霊夢が礼を言うのに対して、ゼロは大鎌を持ち直しながら笑顔でそう答えた
紫
「あらあら、このままだと辛いんじゃないのかしら?」
紫はいつの間にか鎖から抜け出しており、笑顔で霊夢達の側に浮いていた
霊夢
「抜けれるならサッサと抜けて手伝いなさいよ」
紫
「あら、これでも早めに抜けたのよ」
紫と霊夢はそんな会話をしながらも満月から気を離さない
満月
「………使いたくなかったんだがそうは言ってられないか」
満月がそう言って紅い水晶玉を取り出して壊すと、紅い光が満月を包み込むと背中には真っ赤な翼が生え、腕には真っ赤な鎖が腕に巻き付いていた
最初のコメントを投稿しよう!