ヒッチハイク
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ハッと目が覚めた。 反射的に携帯を見る。午前4時。辺りはうっすらと明るくなって来ている。 横を見ると、カズヤがいない。一瞬パニックになったら、俺の真後ろにカズヤは立っていた。 「何やってるんだ?」と聞く。 「起きたか…聞こえないか?」と木の棒を持って何かを警戒している様子だった。 「何が…」 「シッ」 かすかに遠くの方で音が聞こえた。口笛だった。ミッ○ーマ○スのマーチの・・・
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