ヒッチハイク

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さぁ、いよいよヒッチハイクの始まりだ。 ヒッチハイクなど2人とも人生で初めての体験で、流石にウキウキしていた。 何日までにこの距離まで行くなど綿密な計画はなく、ただ「行ってくれるとこまで」という大雑把な計画だ。 まぁしかし、そうそう止まってくれるものではなかった。 1時間ほど粘ったが、一向に止まってくれない。 「昼より夜の方が止まってくれやすいんだろう」等と話していると、ようやく開始から1時間半後に最初の車が止まってくれた。 同じ市内までだったが、南下するので距離を稼いだのは稼いだ。距離が短くても嬉しいものだ。
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