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店を出て、長谷部のマンションに向かう。途中酒やつまみを買い、駐車場からエレベーターに乗り込み部屋に入った。
風邪を引いたとき以来、ここには来ていない。
俺は、自分の部屋が好きだから。
「風呂見て良いか?」
買い物袋から、泡ジェルを数本取り出しながら尋ねた。
「ああ、ついでに入れてきてくれ」
青の泡ジェルを手に、浴室に入った。
かなり広い。
軽く洗い、ジェルをポタポタ垂らし込み、設置されているボタンを眺める。
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