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「俺を泣かせるのは岬くらいだな。一週間か、辛いな」
「たまには泣いた方がいいよ。シノが辛いなら、俺誘拐していこうかな」
「逆に、俺が岬を監禁するのはどうだ?」
ソファーに腰掛けたら、田所は楽しそうに笑い俺の膝に跨がってきた。
「シノは絶対にしないよね。でも、誘拐は本気だよ。全て捨てて、俺と一緒に来て欲しい」
思いの外、真面目な顔をする田所にキスをした。
「さらってくれ。岬と離れたくない」
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