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しかしまあ、こう言った状況を夢見ていたというのもまた事実。
ここから恋愛に発展したりと、画面の中ではそうなのだが、ここは三次元だ。
とは言ってますが、すいません発狂しそうです。
だってこんな二次元みたいなことが現実に……あれ?
「覚えてる!?」
ひなたと呼ばれる女の子に急に胸ぐらを掴まれ、ガンガン揺すられる。
「ちょ!? なに!?」
なんか、想像してたんと違う!!
もっとこう神秘的な感じになったりしないの!?
なんで揺すられんの!?
「忘れてるの!?」
「ひなたちゃん何してるの!? ダメだよ!? それに遅刻しちゃうよ!?」
確か遥だったか、彼女がひなたの背中を掴んで無理やり引き剥がし、そのまま引きずって走り出した。
俺が着ているのと同じ紺色のブレザー。
同じ学校か……。
なぜかテンションが下がるが、やはりどこか見覚えがあるような。
「わわ、遥放してよ!?」
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