最後まで

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「ふっ終わるのはお前等の方だぜ?」 「何を言ってるんだい?注射器1本であたいらを殺せるとでも言うのかい?」 「あぁ、殺せるさ。」 「ユウくん!アズサは本気だよ?どうするのよ!」 ユウは軽い笑みを出し、 こう続けた。 「決着はもうとっくについてんのさ。 残念だったなアズサ。」 「は?何を言ってるんだ?」 「そろそろ時間か...エミ、カズヤ行くぞ。」 「何だい?何だい?逃げるのかい?」 アズサの言葉に反応せず倉庫から出る3人。 丁度、倉庫の外に出たときだった。 倉庫は「ドーーーン」 という爆発音をたて、 崩れていった。 ユウは続けてこういった。「今日の午後12時、 この倉庫は処分されることになっていたんだ。 「っち!最後まで完全犯罪(笑)」 「それを言うなら完全復讐(笑)」 「なぁ、これから俺等どうする?」 「やっぱり...警察いく?」 「ばーか!それだとここまでやってきた意味ねーだろ?」 「そうだな!」 「うん(笑)」   こうして僕等の完全犯罪は    幕を閉じた。 モシ、アナタノ タイセツナヒトガ ダレカノテニヨッテ コロサレテシマッタラ アナタハドウスル? アナタモボクトオナジカンゼンハンザイヲシテミル?
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