3人が本棚に入れています
本棚に追加
「で?アタイとカズヤ、ユウの大切な人間を殺した犯人もうわかってんだろうねぇ?」
強気で言い張るアズサにユウが申し訳なさそうにつぶやいた。
「僕とアズサの大切な人を殺した犯人はまだ分かってないんだ。」
「なんだって!?それぢゃ、カズヤの親友を殺した犯人は分かってんだな?」
「あぁ。ツボクラフミヤって男だ。今はもう素敵な奥さん持ってるぜ?」
カズヤは重い口を開いてこう言った。
「フミヤはサッカー部のいじめられっ子でな。主犯を俺の親友”大宮圭”だと思い込んで圭を殺した。まぁ本当の主犯は先輩だったけど...。許せねえんだ。アイツは幸せになっちゃいけねぇんだ...。」
「カズヤ...くん。圭くんのこと大切に思ってたんだね?あたしもちょっと腹が立ったよ」
「だろ!?さすがエミ!!分かってくれると思ってたぜぇ!!」
「そこ、2人してイチャイチャしすぎとちゃう?」
最初のコメントを投稿しよう!