出会い

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 「出会い」 「母ちゃん!父ちゃん!行ってきます」 「いってらっしゃい」 ガチャッ 俺は、そういうと思いっきりドアを開けて出て行った。 俺の名前は、坂本 竜真(さかもと ゆうま)。 大金持ちのいっぱいいるドリーム学園の、一年生。 「あー!今日は、数学テストだー。方程式なんてできるわけないじゃん!」 と、思いながら、スクールバスを待っていた。 スクールバスが来た。でも、何かおかしい。いや、明らかにおかしい。 「え?運転手さんも、友達もいない。」 俺は、思わず口に出した。 しかし、扉は、自動に閉まり、動き始めた。 「助けてくれ!!誰かー!!」 しかし外には、誰もいない。 そのまま、学園に着いた。 教室に入ると、誰もいない。 「皆まだ来てないの?」 俺は、小声でそうつぶやいた。 「あー、誰も来てないぞ、いや、これないだな」 と、後ろから誰かの男の子の声が聞こえた。 振り向くと、そこには、小さい、まるで、天使みたいな生き物が飛んでいた。 「わ!お、お前は誰だ!」 と、俺は、ひっくり返ってしまった。 「俺?俺はクイック。バトル天使だ。」 と、そいつは、言った。 「バトル天使?そんな馬鹿な、地球に天使なんていないはず」 と、俺が言うと 「はあー、これだから地球人はやなんだ。自分たち以外の生物は、認めようとしない。認めると言った ら、犬や、猫、猿とかぐらいだ。天使なんて認めようとしない。」 と、そいつは言った。 「まあ、それは、そうと、皆がここにこれないってどういう事だ?」 と、俺は、天使に聞いた。 「お!こいつは、話が早い、実は、地球人は、俺たちの星の悪いやつ、邪悪団に、とらわれたんだ。」 と、そいつは言った。 「えー!皆が?お母さんやお父さんも?」 「ああ」 と、天使は、言った。 「何とか助けられないの?」 と、俺が聞くと、 「ひとつだけある、俺は、バトル天使だから、地球人の誰かと合体すれば戦えるんだ。」 と、天使が言う。 「えー!まさか僕が?」 と、聞くと。 「ああ、実は、お前も捕まる寸前だった。だから、スクールバスに乗せ逃げさせたんだ。」 「つかまりそう?僕が?」 と、聞くと、
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