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「それから甘寧と蘇飛には、降伏兵に紛れ込む事で裏切りを抑制させます」
「ふむ…成る程、見事な作戦ですな」
張良の話に蘇飛は感心した様に何度も頷いた。
「張良、その後はどうすんだ?」
「甘寧と蘇飛は、張衛が剣閣に向かったのを見計らって、城に火をかけてもらいます。我らはそれを合図に春馬様、趙雲、私が部隊を率い漢中城を外より攻めます」
「成る程な、内と外の挟み撃ちってわけか、悪くねえ」
問いかけに答える張良の言葉に、甘寧は腕を組みながらニヤリと笑みを浮かべた。
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