本国存亡の変

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(恐らく羌国に和睦を持ち掛けたのは曹洪の考えではあるまい…曹丞相と羌大王が懇意である事は知っているが、恐らく郭嘉辺りが羌国に西涼を監視させる考えか…何を企てているかは解らぬが、郭嘉よ、お主の策はこの私が必ず打ち破り殿を御守りして見せるぞ) 羌国、曹軍、そして要軍の和睦の裏には恐らく郭嘉の考えがあった事を読み取った荀イクは、心中でそう呟きながら春馬の後に続き安定城内へと入城した。 後日… 和睦の調印を修了させた雅丹は残存兵力を率いて羌国へと引き返し、曹洪、楽進もまた自軍を率いて長安へと引き返した。 和睦を成立させた事により羌国からの圧力を無くした春馬の脳裏を過ったのは、いよいよ呂布との決戦であった。 風雲急を告げる春馬と呂布との戦は間近に迫っていた…
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