一章;猫の同居、幼馴染み和え

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飛鳥のファンクラブA.Mt.会(アスカ. マジ天使会)の目標は 佐々木大和の消滅 ……つまりベタな事だが幼馴染みである俺は悪魔の立ち位置 つまり奴等は悪魔(俺)を女神(飛鳥)から離そうとする奴等だ だがやることは子供過ぎてA.Mt. 会世間体は極めて悪く、誰からも気にされてないのだ 逆に言えば人目を気にせずガキのようなイタズラをされるわけだ そして今日もA.Mt.会のイタズラが教室のドアに落下トラップが仕掛けられていた 黒板消しを教室のドアに挟んで入るときに黒板消しが落っこちるあれだ…… 「……奴等は本当に懲りないな。」 「ん、大和どうしたの?」 「んにゃ、とりあえずドアを開けてすぐに入らない方が良いぞ」 「??っま、いか!!」 そして飛鳥は勢いよくドアを開けて入る おい俺の忠告 そしてトラップ発動 勢いよく黒板消しが落っこちて来た 「けふっ」 見事飛鳥に直撃 言い忘れてたが奴等のイタズラは十中八九、飛鳥に当たるのだ そして飛鳥はA.Mt.会を 「うぅ大和……また奴等が私に宣戦布告してきた。そろそろ殴ってやろうか」 「やめろ!!お前がやったら確実に病院送りだ」 実際、飛鳥は襲い掛かってきた空手の有段者を全治3ヶ月の病院送りにしたのだから実際やばい 「でも……」 「子供のイタズラだろ」 「はーい」 「よし良い子だな飛鳥、なでなでしてやるーー♪」 「うーー!!やめろー!!」 そして飛鳥の頭をなでる、最初はおふざけだったが反応が可愛いので最近の癖になっている そんなことをしてると 後から禍々しいオーラを放つ奴が話しかけてきた 「おーい!!なに朝からリア充してるんだよ大和ーー!!」 「うおっ!!」 俺は驚き飛鳥を解放し後ろを向くとそこには長身の整った顔立ちの男がいた こいつは七瀬洋二(ななせようじ)俺の中学生からの親友だ ついでにオタク 「なんだ洋二!!びっくりしたな!!」 「うるせいやい!!なに朝からリア充してるんだよー!!俺にそのリア充運よこせ!!」 そう言うと洋二は俺にベッドロックをかけてきた 「いってててやめろ!!洋二!!俺のどこがリア充なんだよ」 「おまえ……どんなギャルゲの主人公だー!!」 ……周りから(主に腐女子の方々のあたりで)なにか聞こえるがスルーだ すると洋二は開き直ったのか 「…どうせ俺には二次嫁しか……」 とても痛い一言が すると飛鳥はあきれて一言 「洋二はこんなだからもてないんだよ……」 ごもっともです。飛鳥さん
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