はしがき;馬鹿との遭遇

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非日常開始まで後10分 「ぶは……最悪だ」 俺は悪い事でもしたか……野良猫を連れて歩いている途中突然の雨により俺と野良猫はびしょ濡れになってしまったと言う事だ 「ちょっと待ってろ〓今タオル持ってきてやる」 「にゃーあ」 俺は猫が風邪を引かせない為にタオルを持ってきて体を拭いてやった 「にゃにゃ!?」 ……ああ癒される 猫を拭き終わると猫はリビングの方に逃げてしまった そして俺も体を洗う為にシャワーを浴びに行った ……… …… … 非日常開始 風呂から出るとそこにはしゃがんでタンスを漁る全裸のネコミミの美少女がいた。 しゃがんでいるから恥ずかしいのは見えないが茶色い綺麗な髪の毛にモデルようなスタイルそれにまつげが長く整った顔立ち、それで居て無邪気な目 正直わりとタイプかもしれない まあ恥ずかしいのは見えないので平静は『ギリギリ』たもてるんだが あまりにも訳が解らん 「……いやー誰ですか」 「あっ…怪しい者ではないです!!」 いやネコミミ全裸でタンス荒らすなんて…… 「変態?」 その言葉を聞くとネコミミ少女は顔を赤くして立ち上がった 「違います!!……ってなんで目をそらしてるんですか!!人と話すときは正面を向くって親に教わらないんですか!?だから最近の……ことりきょーいく?は礼儀がなってないんだよ」 ことりってあんた……ゆとりの間違えでは……てか正面を向くって自分の格好!!格好!!そんな理性が前を向くなと命令してるんですよ!! 「いやぁそんな……あんた……服」 「服とかそう言う問題じゃ……にゃあわーーー!!」 ……これが馬鹿との第一コンタクトであった
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