三章;僕と猫の妹と時々アイドル

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「で、洋二どうして屋上なの?」 私は、ちゃんと次のページまで待ったので洋二に聞くと 「いやあ……まあ慌てるでないエリィ氏それは……」 「いやこの階が最上階だからこの上は屋上しかないじゃない」 「あ……あっ飛鳥あぁぁ!!」 「あぁなるほど流石飛鳥!!」 私は、飛鳥の説明を聞くと一瞬で屋上に行く理由が分かった気がする ……洋二はなんかもうスルーの方でお願いします 「……茶番」 「「「ぐさっ」」」 ……なんだろうなんだろう、なんで心が痛いのだろうか 本当にいおりちゃんは、痛い所をついてくる…… ……そんなんで私達は、屋上に移動した そして屋上に着き私達は屋上の前の踊り場で大和からばれない様に隠れるとそこには大和ともう一人は背は高いが黒髪のお下げに黒渕メガネを掛けたいかにも文系少女?と呼ばれるような子だった 「あっあの子は!?」 「洋二……知り合い?」 洋二が女の子をみると見覚えが有るのか飛鳥が女の子について聞くと 「中野由美子、一年生、スタイル容姿運動神経最強、勉強最凶で有名な子だぞ、なのに惜しい事にファッションセンスは地味な昭和文系少女と言う……運命は余りにも残酷だ」 「なるほど……」 「へぇ……」 私と飛鳥は洋二の情報に感心してしまった いおりちゃんは、なぜかそんな私を見て少し呆れていた気もしたが何も言わずに結局四人で覗くと中野さんが一言大和に言っていた 「私は、佐々木大和さんが好きです!!」
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