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コウキ…
コウキ……!!
「ん……?」
目が覚めたらそこは、知らない天上だった。
畳六畳半といった広さの真四角の部屋に俺はいた。
大きなフカフカのベッドの上で、心配そうに俺を覗く女がそっと口を開いた
「うなされてたみたいだけどダイジョブ?」
夢を見ていたのだろうか……
背中には大量の汗が染み、シーツを酷く濡らしていた。
「シャワー浴びてくる」
俺はベッドのふちに手をかけ、よろよろと起き上がった。昨日飲みすぎたせいかガンガンと頭が痛い。
もつれ込むように風呂場の扉に手をかけると、そのまま中へと転がり込んだ
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