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さとしもみおと同じ気持ちだった。
気付けば、お互いにメールの内容は、
ラブメールになっていた。
会ったこともないのに、
毎日『好き』と言う文字が並ぶメール。
さとしは暇な時間があると、
ラブソングの歌詞を送ってくれたり、
毎日夜中までメールは続いた。
少しでもメールが来ないと不安になる。
さとしは仕事中以外はメールをくれた。
仕事中でも手が空いてるときは、くれた。
みおは、ケータイを毎日抱きしめるかのように、
ずっと持っていた。
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