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友達と今日の体育の事で盛り上がりながら下校している。
しかしこんなに褒められるとすこし照れてしまう。
「いいよねぇ、メグは。スポーツ出来るしカワイイし!」
「そんな…いくらなんでも褒めすぎ!」
私はさっきかったアイスクリームを一気に頬張った。
そして勢いで友達のアイスも頬張った。
「あー!私のアイス!メグー!」
「へっへーん、ここまでおいでー!」
私達は笑いながら家に向かって帰って行った。
―――――――――――――
「時を超え、時空を超え、世界を超え。今この時を持って汝、その姿を我に晒せ!
ワールド・テレポート!」
刹那。眩い光に包まれシルフィアは手をかざし、なんとか光の中を確認しようとするがそうもいかずに目を閉じてしまった。
―――――――――――――
家に着いて私服に着替え。友達との待ち合わせ場所に向かうべく、近道である丘の上を通過していく。この丘は人は滅多に入らず、荒らされる事なく自然と木々が育っていったためか空気がおいしい。
そんな中を走っていると急に辺りが眩い光に包まれた。
「う…眩しい、なに?」
私は手を前にかざし、出来るだけ目を開けていようと試みるが無駄だった。
体がふわりと宙に浮く感じがしたと思ったら、私の意識はそこで途絶えた。
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