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まどろむ意識のなかゆっくりと覚醒していく。
ふと目を開けると青い瞳。青い髪の少年がこちらを覗きこんでいる。
ここはどこだろう…
「あ!目ぇ覚めた?君どこからきたの?名前は?」
「…ここは……私は…恵美…家の近くの丘から…って!裸!?」
ふと私は自分に怪我がないかを確かめるべく自分の体を見ると、着ている物は見知らぬ制服のような服。着ているというか羽織っているだけ。
「あ、これは…違う!おれじゃにゃ!ぎゃあぁぁぁぁ!!!」
恵美の鉄拳をもろに食らい俺は気を失い…かけた。
「君は!いきなり光の中から現れて偶然居合わせた俺が助けたの!!」
「光…そうだ光!」
思い出した。私は突然光に飲みこまれて気が付いたらココに来ていたんだ。
「私!光に飲みこまれて気付いたらここに」
「おーい!着る物持って来たぞ!」
「先生遅い!もっと早くしてよ」
「悪い悪い、着る物これしかなくてな」
そういって彼は制服のような物を手渡してきた。
どこかの制服のようだ
「先生これ、ウチの制服じゃん
まぁ、しょうがないか…ほらそこの茂みで着替えてきなよ。ちゃんと下着もあるみたいだし」
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