ゼロの人間達

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「俺は拓郎っていう。お前は?」 えらくフランクな男だ。誰にでも同じ対応をしている気がした。 「落合です」 少年は一言だけ答える。 「君、毎日、泣きながらボール蹴ってるな?」 そう、それは図星だ。事実である。
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