第一章【戦魔戦争~勃発~】

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シルバ「たくっ…魔族どもももっとおとなしくすりゃいいのによぉ… アビスが仕掛けた戦争になんで他の連中が介入しやがるんだ」 シルバは愚痴をもらしながら階段へと向かう 瑞希「数十とある魔族の派閥が一斉に動き出しましたから…」 シルバ「厄介なのはハザードの連中だ…数はすくねぇが力は他を圧倒している」 階段を降りながら話す二人 瑞希「でもハザード軍団は魔族も攻撃してましたよ?」 シルバ「だから厄介なんだよ あいつらは何の思想も持ち合わせちゃいねぇ ただ戦場を楽しむだけの連中だ 殺し殺されそれを楽しむ逝かれた連中 ヴラドを討ち取っても奴らには関係ねぇからな」 瑞希「…アビスの王を倒すだけじゃ終わらないんですか…?この戦争は」 悲しそうな声をもらす瑞希 シルバ「…そいつを終わらせるために、元帥やビルグランツォたちが必死こいて頭使ってんだ 俺達はそれを戦場で実現させるのが仕事だ」 シルバは瑞希の頭をぐしゃぐしゃに撫でる 瑞希「…シルバ大将…セクハラです」 シルバ「俺の中でお前は女にカウントされねぇよエロっ子」
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