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アビス軍の侵攻は他の魔族たちにも影響を及ぼした
ニブルヘイム
そこに王は…なんともかわいらしい少女である
ディズ・ハンドレット・カズィクルベル
一見能天気でかわいらしい少女である
ディズ「はぁ~…アビスが侵攻か~…」
野原に寝そべりながら空を見上げつぶやく
?「どうするの?ディズ…聞いたところによるとヴラドはかなり怒ってるみたいだよ?」
ディズの隣で行儀よく座る白銀の狼が問いかける
ディズ「ん~…どうって…やっぱ何かしないとまずいかな~?フィンちゃん…」
フィンと呼ばれた狼は答える
フィン「ん~…どうだろ?アビスが人間に圧されることになればこのニブルヘイムにも影響がでるんじゃない?」
フィンはのんびりした声で答える
ディズ「やだな~…戦争なんて…」
ディズは目を閉じながら風を感じていた
死霊の街…
アイリス「ハザード様、これをご覧になられましたか?」
アイリスがハザードの寝室に入ってくる
ハザード「ヒャハハハ!戦争だろ?
アビスの若造もおもしれぇことやるじゃねぇか」
ハザードは裁縫をしながら答える
アイリス「そのようなこと、ハザード様がなさらずとも…」
アイリスはハザードが服を縫っているのを見ながら言う
ハザード「ただの暇つぶしだ。気にすんな。
もうすぐだ…もうすぐ世界は荒れるぜ?
混沌の世界が来る」
そういってハザードは立ち上がり笑みを浮かべる
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