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そんなある日
一人裏庭でお昼を食べていると、
「楊ちゃんみーっけ♪」
いつものようにハイテンションな春日が一目散に駆け寄ってきた。
「何ここ花見特等席じゃん!?独り占めはずるくね?」
そう言うと私のメロンパンにかぶりつく。
裏庭の桜は満開だった。
「バカ調子のんな!!あぁーもうせっかく癒されてたのにー…」
軽く睨んで残りのメロンパンをかじる。
「まぁまぁ怒んなって♪いい話持ってきたから!!」
春日の"いい話"は
きっと晶がらみ。
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