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俺は親父に肩をかし洞窟に逃げ込んだ。
「親父! この中なら大丈夫だ! モンスターは入れない!」
俺は親父を寝かせる。しかし、親父の体は至るところが腫れ上がり、各場所を骨折している事がわかる。
「今助けを呼んで来る!」
「よせハント! ……グッ……」
親父は俺の腕を掴み引き止める。
「今出ていったらモンスターの餌食だ!」
「でも! 親父をこのままにしていたら、死んじまう!」
「……待つんだ……グッ……時が経つのを、お前は選ばれし……」
「……親父? ……おやじー!」
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