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そして机の中に入ってたケータイを取り出した。
そして、教室から出ようとした時……
「杏ちゃん!!この事は、誰にも言わないで…」
「あたしが、そんな優しい子に見えんの…?」
生徒と先生だよ。
バカじゃん。
こんな事いったら、学校中のウワサ。
流すに決まってる。
「ねぇ杏ちゃんってば!!」
後ろから手を捕まれた。
その手を振り払おとした時初めて気づいた。
野田・ミカだ…
あたしの"大切な人"を奪った女。
「よく見れば、ミカじゃんあたしの大切な人を殺した殺人の人。今度は先生に目つけてるんだね」
「そんなこと…」
「アンタって良いよね、見た目が何たって"病弱少女"いかにも弱そうな見た目だもんね」
「桜田…ミカを責めんな」
いきなり入って来たのは、爽林だ。
コイツを先生などと呼びたくもない。
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