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ボクの名前は夢見 蓮(ゆめみ れん)身長が低くて、女顔がコンプレックスな普通の高校2年の男子。
「はぁ~」
いつもどうりの日常がつづく。
(ていうかなんでボクは女の子の制服で学校にきてるんだろ?)
(全部あいつのせいだよな~)
あいつというのは妹の夢見綺(ゆめみ あや)。
一応双子なんだよね…
こんな格好させて何が楽しいんだろう??
「もう放課後だし…そろそろかえるかな」
ボクが下駄箱に向かって歩いていると1人のなんかイケメンな先生に呼び止められた。
「ちょっとキミ」
「?…なんですか?」
「魔法とか興味ない?」
…は?
「どうしたんですか?先生」
「いや…だから魔法、興味ない?」
こうゆうのは逃げるのが一番だ。
「きっ興味ないんで!」
そう言って走ろうとした瞬間、そのイケメン先生が目の前にいた。
「キミ、男の娘だよね」
いえ、男の子です。
「わかるんだよね~このくらいは」
てかなんでさっきまで後ろにいたのに前にいるんだ?
「どうやってここにきたか不思議でしょ?これが魔法だよ。とりあえず俺についてきて」
変質者チックな台詞を吐きながらくいくいと手を招いてくる。
「まぁ…いいか」先生についていくと保健室にたどり着いた。
(保健の先生だったんだ…)
「で、魔法とか興味ない?」
「なんでそんなこと聞くんですか?」
「実は……先生、魔法教えられるけど教える人居なくて困ってたんだよね~」
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