~堂々とした密談~

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~堂々とした密談~

「もう一つ聞いていい?何で警察に捕まった時に何も言わなかったの?」 件と共に館内に戻り、カウンターに腰掛けて、思い出したので聞いてみた。 「…彼女が、自首するのを待っていたのです。 彼女の瞳には、涙が溢れていた…、罪の意識を感じていたのでしょう。」 件が答えるのと同時に、黒澤が館内に戻って来た。 「大神崎、あの日俺を呼び出して何の話をしようと思ってた?」 「…それ私がさっき聞いた。」 「Can you speak English?」 「…?There is no problem. Can't you say to her?」 「な…!?英語はなし!!私、英語苦手なんだから!!」 「understood. Keep talking.」 無視か!?あぁ、もうちょっと英語の勉強を真面目にしとけばよかった…。 いや…、そうなったらこいつら、中国語とかラテン語で話し兼ねない…。 「I think that I want to make her an adopted son. The purpose of calling you on that day is to tell the story.」 「な…!?それは…、Is it possible in you!?」 「She learnt the secret in this place. The police cannot defend her. I defend her through life. It is impossible excluding me.」 「…Why do you conceal it to her?」
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