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きっかけ
中学2年生の春
イチカは覚えてるだろうか。
クラス替えをしたばかりの頃だった
物凄い勢いで後ろからバタバタと
走って来る音がして、
俺のイタズラ魂に火がついた
足を、ちょっと前に出して
ひっかけたら派手に転びそうな足音…
そして
軽い気持ちで出した足が見事にヒットし
派手に彼女は転んだ
お腹で1メートルくらい
飛んでいった
そう、まるでペンギンのように
今思えば俺いたずらが生き甲斐だったのかも
げっ知らない奴だった?!でもウ、ウ、ウケルる...
「ごめん!!だっ大丈夫だったか?ぶっ」
と、笑いをこらえるのに必死になりながら
震える手を出すと
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