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私は次の仕事がございましたので、会館での様子は同僚に聞いただけなのですが、ずっと骨壷を放さず泣いていたとのことでした。
それを聞いて少しだけほっとしたのです。
ずっと泣いていたってことは、お母様の死を少しずつ受け入れた証拠なのかなって思ったんです。
生あるものの必然とはいえ、近しい方の死は悲しみに堪えません。
私はいつも思うのです。
泣くことも必要。
受け入れるための時間も必要。
笑うことも必要。
葬儀だからといって、笑って悪いわけではございません。
本当のご供養は、残された者が笑って過ごすことです。
亡くなった方に
「こっちは大丈夫よ。安心して天国へ行ってね。」
という気持ちがご先祖様たちの本当のご供養になると、住職様に聞きました。
ゆりさんがいつの日か心からの笑顔で過ごせることを心より祈ってます。
ゆっくりでもいい、ゆりさんのお母様を思い出し、優しい穏やかな人だったなあと談笑できるように・・
心よりお祈りしております。
合掌
バウバウ
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