初日

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「好み…とはまた違うだろうな。アイツと一緒に居た時、アイツはどうやら俺達以外のお気に入りが居たらしくてな。よくそいつには及ばないが…等と言っていた。ただ、自分の事を可愛いと思っている節があるから、自分と同じ系統の奴以外なら良いんだろう」 その、竜童達以外のお気に入りが誰かはわからないが、光が要を毛嫌いするのにはそんな理由があったらしい。 元々、副会長時代要と光が接触する機会等ほとんど無かったが、あったらあったで光は自分を良いように見せようとしていた。 要を見下す事で自分を優位にしていたのだろう。 自分とは違う系統の美形達を侍らし(とはいえもう誰も側にいない)、そこに雲雀まで欲しがるとは…。 (アイドルグループでも作るつもりか?) と雲雀が思ったのは無理もなかった。 .
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