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次の日は寄り道もせず、決まった時間に学校へ登校した。
学校へ行くと同じクラスの割にはあまり喋らない。お互いにみんなの前だと照れくさいからだ。
昼休みになり、クラスの女子、西沢が声をかけてきた。
「日高君、ちょっといいかな?」
「あぁ、いいよ。」
俺は西沢と一緒に屋上へ行った。
「いきなり呼び出してごめんね。聞きたい事があって。」
話の内容は委員会の話だった。屋上にした訳は、西沢が男性恐怖性でみんなの前で話すのは勇気がいるからだった。
それからはクラスに戻り、午後の授業も普通に過ごした。
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