変化

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「少し眠くなっちまった。」 「じゃあ私が少したったら起こしてあげるよ。」 「そうか任せた。」 俺は目を瞑り寝ようとした。 「あのさ、」 「ん、なんだ?」 「膝枕でもする?」 「あぁ~?」 鈴音は自分の膝を指で差しながら聞いてきた。 「しない。おやすみ。」 俺は鈴音とは反対の方に顔を向けた。照れ隠しだ。 「も~せっかく気を聞かせたのに・・・」 鈴音はしょんぼりしながら本を読み始めた。
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