バレンタインの日

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「冷蔵庫ー冷蔵庫ー♪」 ぱかっと冷蔵庫を開けると美味しそうにできたチョコレートケーキがどやぁって感じで置いてある。それを取り出してルンルンでリビングの机に運び始めた 「チョコレート♪チョコレート♪」 あまりに浮かれていたせいか足元に脱ぎっぱなしになっている服があることなんか気付きもせず… ズルッ! 「へぁ!?ちょぉっ」 ベヒャァッ 案の定淳は転けた。ただ転けただけではなく転けた拍子に上に放たれてしまったケーキに頭から突っ込んでしまったのだ 「ぁぁぁぁぁぁぁあ!ケーキィィィィィィィィィィィィィイ!!!!!!」 絶叫である。それはもう風呂に入っていた健人にも聞こえるくらいの。 健「どうした!!じゅ…ってお前何やってんだよっ!?」 「ひぅっけんちゃぁぁあん」 健「ちょっおまっ抱きつくなべとべと!ってこれケーキか?」 「あぅぅ…けんちゃ、ケーキ、ひっく、」 健「っ/////」
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