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父親の告白に戸惑う紗菜に、健太は続けた
「…無理にとは言わない。紗菜は女の子だから、男の群れの中に入れるのは【ものすごく】嫌だけど、紗菜をこのまま一人にしたくないんだ…」
『パパ…なんでものすごくを強めに言ったの…?汗』
「な、なんでもいいだろう//ボソッ(あんな下品な奴らの中に可愛い娘をいれるだなんて…ブツブツ)」
『?』
紗菜には何を言っているのかわからないといった様子
ゴホンと一つ咳をすると、紗菜の方をジッとみた
「どうだ?紗菜…」
『…』
紗菜は下を向き俯いた
健太はその様子を見て諦めようと思った
だが、それは無意味に終わった
そして、健太は紗菜の知らない部分を知ることになる
「嫌ならし(バンッ『行くっ!!』そうか、行くってえぇ?!」
突然立ち上がった紗菜に健太は驚く
紗菜は息切れをせずにこう言い放った
『何を驚いてるの?パパ、行くに決まってるじゃない!!私、一回男装してみたかったの!!小説でよくある話よね!!それに、男子校ってホモとかバイとかいるんだよね?!ってことは生BLが見れる訳でしょ!?もちろん私は女の子だからBLにはならないし王道転校生になる気はないから安心して傍観者でいられるじゃない!!あ、でも生徒会に歯向かうぐらいしようかな??あと生徒会ってイケメンいるんだよね??うわ、好みの人がいたらどうしよう!!でも下半身野郎とかだったらマジ勘弁って感じだよね!!あぁでも無口ワンコは可愛がりたいかも!!それに親衛隊とも仲良くなりたいな!隊長とか腐男子で性格偽ってる子いたりするかな?!ああ想像するだけでゾクゾクするよ!!』
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