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ただ健太は呆然としていた
(純粋で『パパ大好きっ!』って言ってチューしてくれた可愛いかった自慢の娘は何処にいったんだぁぁぁぁぁあ!!)
…内心は穏やかではない
『パパ!!』
「Σなっ、なんだい!?」
『男装の構想は私が自分で考えるから、それ用意してくれない?!』
「え!?あ、あぁもちろんいいとも!!」
『やった!!やっぱりパパ大好きぃー!!』
トテトテッ
チュッ
「!?!?///」
紗菜は健太の側まで行くと、健太の右頬にキスを落とした
健太は突然の紗菜からのキスに目を見開き顔を赤くした
紗菜は照れたように健太から離れると、こう言った
『えへへっ、じゃあ早速考えてくるね!!パパがもし暇なら食器洗っといてね!!よろしくー♪』
バタンッ
紗菜がリビングからいなくなった後、健太は顔を片手で覆った
そして…
「俺の可愛い紗菜に変なもの見せたのは誰だぁぁぁ!!」
目に見えない誰かに怒りを燈した健太であった
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