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次の日 生徒会室
「昨日はすまなかったな終夜…流石に御剣との接触は予想外だった」
「まったく」
俺は普段通り学園に登校した。体に異常はない。
「だが昨日の奴は早急に仕留めなければならなかったんだ、報酬は二倍で送っておく」
「美姫、それは分かったがな…雪村雅はどうする」
「ほっとくさ」
「何?」
「私の情報によるとこの町に入った御剣は四人、その一人を確認出来たんだそれで良しとしよう、君は暫くは休んでくれ」
「そうさせて貰うさ」
俺は弁当を食べ終わると席をたった。
「じゃな」
俺は生徒会室を出た。せっかくだしあそこに行くか。
放課後 生徒会室
「失礼します」
雪村雅は生徒会室に入った。月夜野美姫が待ちかねたように微笑んだ。
「来たな、雅」
「御剣としての話があります」
「何?」
雅は昨日遭遇した異能者について話した。
「以上です後の三人にはもう報告しています」
「能力、正体不明の異能者…目がルビーみたいに赤くなるか…」
「聞いた事ありますか?」
「ない…私は異能者には全く関わりないからさ」
「でも、あなたは御剣の上層部に干渉できる…異能者に関わりがないなら何故です?」
「いろいろあるのよ私にも…そうだ、その異能者だけど名称がいるわね…紅輝の瞳(ピジョンブラッド)なんてどう?」
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