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いよいよ私の番が来ました。
私はやるべき任務をこなし喜んで南海の闇に南方の大地の華と散ります。
南方に日本から遠く離れて命散っても魂は日本に靖国に帰ります。
そして私は神となり貴女の側で貴女を見守れるのです。
気弱な私が華々しく散って逝くのですからむしろ喜んで下さい。
大日本帝国軍人としてはこれ程の名誉はなく。また喜ばしいのです。
だから喜んで下さい。
でも小雪さんは優しい女性ですから泣いてしまうのでしょうね。
私はお転婆でやんちゃな小雪さんが好きです。
大好きです。
でも今は日本が貴女のいる日本に危機が迫ってます。
日本と貴女を護るためにこの命を捧げます。
そして生まれてくる私の子供のためにも命捧げます。
そして私の残りの寿命の28年を小雪さんにあげます。
だから長生きして下さい。
追伸
最後に我が儘を言うならば。
一、我が子をこの目で見たい。
二、もう一度小雪さんと一緒に猫と触れあいたい。
三、まだまだ小雪さんと本が読みたい。
四、小雪さんに私の言葉で口で好きと言いたい。
五、最後の我が儘は小雪さんに会いたい、触れたい、もう一度。
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