悪友

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おそらく彼は、他の友達と違う事が嫌でそれを馬鹿にされるのが嫌だった為に先に更衣室に戻り服を着替えていたのでしょう。 それはビシビシ伝わってきました。 僕はそこで引いてしまうと彼を余計に傷つけてしまうと思い 『お前凄いな』 と言ってやりました。 彼を傷つけないように僕は毅然な態度をとったのです。 そんな事じゃあ、イジメの対象になんてならないと。 なんせお前はクラスの人気者なんだからと。 そして、次の日になり何故だかクラスの皆が彼の股間にマリオがいる事を知っていたのです。 正直人気者は辛いなと思いました。 デリケートな所まで知られるのですから。 ですが、それがきっかけで彼は更に人気者になりました。
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