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今から400年前の江戸時代、徳川幕府が政権を握っていたころ、江戸の北側にある西園町に妖怪が現れた。
妖怪の名は、素戔嗚尊(すさのお)、この妖怪はただの妖怪ではなく妖怪の中で最も危険だと恐れられてきた。
当時の陰陽師でも苦戦するほどだった。
しかし、とある5人の男達が素戔嗚尊を倒し、封印した。
それを聞いた徳川幕府は、それを絶賛し彼らに異名をつけた。
その名も、
廳光神(ちょうこうしん)と名付けた。
そして、時は流れ21世紀の始まり、2000年、西園町に正体不明の者が素戔嗚尊の力を狙い現れた。
しかし、当時の廳光神の力を持った者達がそれを守り、この先こういうことがないよう、西園町全体に結界をはった。
そして11年後、この町に一人の少年がいる。これは、その少年が突然、力を手に入れてしまう物語である。
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