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それからSHRが始終し1時間目が始まった。
「班は女子3男子3で1人先生がつくようになってます。えーっとあの人嫌だとかあるかもだけど文句があるようなら先生が決めるからね」
「はいはーい、僕とゆうてぃと圭人は決定で。」
「じゃあ女子3人決まったら決定ね」
「北海道か、いったことない。」
圭人は配られたパンフレットを見ながらしみじみ過去を思い返しているようで
「ちぃはある?」
「‥あ、うん」
一瞬悲しいような表情を浮かべたが「いいでしょ」と自慢をしてきた
「家族旅行?」
圭人がまるで止めの言葉を刺したかのようにちぃの目から涙が溢れた
「えっ、ちょ、ちぃ?」
まわりも何事かとジロジロとちぃを見ていた
「ごめっ‥」
ちぃはごしごしと涙を拭うと教室を出た
「ちぃ!」
追いかけなきゃと思い先生の方を見ると「早めにね」と言われ僕は走ってちぃを追いかけた
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