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「いたたた!」 ただいま保健室。 毎朝の習慣(?)でタンスに足をぶつけて傷を作り、早いうちに来ては伊野尾先生が居ないことをいいことに山田先生に治療してもらってます 「はい、終わり」 ニッコリと微笑み、壊れ物を扱うように僕の頭を撫でる 「あ、先生さ髪染めたよね?」 春休み前までは確かに茶色だったのに今は真っ黒 「校長に新入生への示しがつかないって言われてね。似合ってる?」 「似合ってるよ。だけどね、どんな先生でも僕は好きだよ?」 「可愛いこといって。‥誰にもあげたくない」 顎を固定され少し熱を持った唇が一瞬重なり虚しく離れた _
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