崩壊

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僕は起き上がり校庭を見て唖然とした。 「隕石?マジかよ…そうだ紗綾!」 僕は紗綾を探すため教室から出ようとする。すると、いきなり先生がもがき始めた! 「せ…先生?大丈夫ですか?」 近くに居た女子が駆け寄る。 「ダイジョウブ オナカカガスイタダケダヨ」 そう言うと先生は顔をあげる。 「キャーーー!」 先生の顔はロボットとのようになっていた。 「ウルサイセイトハ タベマセウ」 そう言うと先生は女子の頭を食いちぎる。 僕は恐怖のあまり逃げ出した。 逃げる途中他の教室でも同じ事が起きていた。 「紗綾!紗綾!紗綾!」 僕は紗綾を探して走りまくった。 「雅くん…た、助け 紗綾を見つけた。瓦礫に足が挟まれていた。 「紗綾!今助ける!」 僕は瓦礫をどかし始めた。 「ジュギョウチュウダゾ サボルセイトハタベマセウ」 機械化した先生がものすごいスピードでこちらに向かってくる。 「雅くん逃げて!」 紗綾は自分より僕を心配してくれた。 「ふざけんな!僕は、好きな女の子を残して逃げる卑怯者じゃない!」 僕は機械化した先生に単身立ち向かう。 「このガラクタ野郎!」 「タイバツ!」 しかし弾かれ吹き飛ばされた。 機械化した先生は紗綾を見つけると無理やり瓦礫から引きずりだした。
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