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「ジオンだって!???ちょっと待ってください、ここは何処なんですか!??」
「え、えぇとここは北アフリカにあるジオンの前線基地だった場所です。今は後方支援基地ですが…」
「じゃあ年月日は?」
「U.C0079、5月8日です。いきなりどうしたんですか?まさか連邦軍の方なのですか!?」
「い、いえ違いますってば!!ちょっと記憶が混乱していただけですよっ」
なんということだ…
俺はタイムトラベルしただけでは無く機動戦士ガンダムの世界にきてしまっているのだ
しかも月日的にジオンがアフリカ降下作戦を行ってからひと月経過した辺りだ
「確かに時には頭を強く打っていたようでしたから、しばらくは安静になさってください」
「そうさせてもらいます、どちらにせよこの体では自由が利きませんからね」
「確かにそうですね、ではごゆっくりなさってください」
そう言い残すと彼女は最後に微笑みかけてきてから部屋を後にした
そうだ今はこの傷を治すことが最良の選択だろう
気になること聞きたいことが沢山あるが怪我を治してからでもいいだろうと割り切って頭の中を駆け巡っていた様々な考えをすべてかき消した
俺は再度目を閉じ、眠りについた
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