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しばらく歩くと大きな倉庫が見えてきた
彼女は「こっちこっち」と手招きをして建物の中へと消えていく、俺はその手招きに連れられるように後を追いその倉庫の中へ入った。
中は薄暗く太陽の光が直接差し込んでいない分少し涼しく感じる、辺りには何に使うのか見当づかないような機材が砂埃をかぶったまま放置されていた。
そんな中彼女は慣れた足取りで奥へと進み
「トレンツさん、この前助けた男の子が整備手伝ってくれるらしいですよ。」
彼女は暗闇の中にある大きな何かに向かって話かけていた
「おぉそうか、それは助かる。1人では出来ることもなかなか出来ないから大変だったんだ」
彼は立ち上がり俺に近寄ってきた
しゃがんでいた時はわからなかったが彼の背丈は相当なものだった
175の俺が近くにいる彼の顔を見るためには上を見上げなければないのだ
少なくとも190はある、年は40代前半といった所だろうが筋骨隆々な体つきをしといる、その年でその肉体はやばすぎるでしょ!!!流石軍人だ…
ヒョロ男の俺とは比べものにもならなかった
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