始まりは突然に

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しばらくの間チャリを漕ぎ続けると、俺の家が見えてきた どこにでもあるようなフツーの一戸建てだ 俺は玄関から少し離れた場所にある車庫に相棒(もとい購入から5年になるママチャリ)を置き家に到着した 玄関に入ると電気が消えたままである、どうやら両親はまだ帰ってないようだ リビングにあるダイニングテーブルの上には 〔今日も遅くなります〕 と書かれた紙がおいてあった 俺はそれを見ると二階にある自分の部屋に行き昔からの趣味であるガンプラを作りはじめる 言い忘れていたが俺は根っからのガンダムオタクであり、今までに作ったガンプラの数は50機以上になる 小さい頃はただ作るだけで満足していたのだがだんだんとそれでは物足りなくなり改造、ニコイチ、塗装などにどんどんのめり込んで行った リアルに作り込んだ俺のガンプラたちはネットにアップするとかなりの高評価を得るレベルになっていた もちろんプラモだけではなくTVアニメ、外伝板アニメ、小説は全シリーズ読破・視聴済みだ 但し!!この話は宇宙世紀シリーズまでのことである。よってSEED、ダブルオー、などなど美形キャラが出てくるのはガンダムとしては認めていない!! 「否、断じて否である!!!」 「…って俺1人でなに口走ってんだw」 偶に1人でにガンダムの台詞を口走ってしまったりもする ちょいそこ!!そこのお前だ!! 痛い子って言うな!! 親父にも言われたことないのにぃぃい!!! なんて脳内トランス状態になっている間に一機完成した
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