始まりは突然に

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その日は不思議な夢をみたと言うか正確には不思議な声を聞いたと言った方がいいかもしれない… 「…ソースケ、主が世界を変えろ、主が救世主になるんだ…頼んだぞ我らの希望、我らの未来を、主のその手で…救ってくれ!!」 俺はその言葉を聞いて驚きのあまり飛び起きてベッドから転がり落ちた 「なんだ、今の声?どこかで聞いたことあるんだけどなぁまぁいいか」 なんてブツブツ言いながら携帯を拾って時間を確認すると 「8時justだな…」 「ん・・?」 「8時just・・・・?」 『『WHAT!!????』』 「ぎゃぁぁぁぁη‰♯??≡∠!!!ち、遅刻やぁぁぁ!!!」 俺は意味不明な言語を発しながら学校に行く用意をしながら玄関から飛び出した 今日の空模様は残念な事に土砂降りの大雨だった さらにありがたいことに雷と強風のダブルのおまけ付きだった 「神様このダブルセットはまじいらないっつーのー!!!」 俺はカッパをきてチャリにまたがり家の前の学校へと続く坂を下り始めた
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